2007年02月02日

進路指導

自転車で表参道まで行き、地下鉄で神保町へ。まずは古書会館の6F広報部へ。飯野さんに面会。日芸の「古本屋研究会」のフリーペーパーよりみちだより」を一階のカウンターに置いて貰うべくPRをする。こういうセールス(?)は営業をやっていたので苦にならない。むしろ面白いくらいだ。内容を見た飯野さんは好感触。すぐにでも置いて貰うことになった!気分を良くして「明治古典会」会場へ。中央市大市の前とあって、今日は商品がいつもよりは少なめ。それでも十点ちかく札を入れて、地下の「和洋会」即売展会場へ。目録注文の当否を確認。結城信一の「螢草」。やっぱりハズレてしまった。セドリ後、一階の喫煙コーナーで一服していると、明治古典会場でも挨拶した「オヨヨ書林」さんとまたもや邂逅。日頃の古本の景気噺に一様に「安くないと売れない」とおっしゃる。古本もデフレの波は避けられないのか・・・。
ひとり昼食後、銀座松坂屋で開催されている「古書籍大即売会」会場へ。平日のせいか、お客様はわずか。出店している本屋は東京よりも京都を中心に地方勢が多かった。会場で「古書いとう」さん「アンデス書房」さんの姿を見かけたので挨拶。そこにわが師匠「長谷川画廊」の姿を認め、またもや挨拶。正月、お電話を頂いていたのだが小生留守をしていたのだ。その後、近くの喫茶店でしばし近況報告。長谷川さんと話をしていると、ダメ生徒に進路指導を行う先生といった状況が彷彿としてくるのは何故だろうか?!今年は即売展にさらに力を入れ、自分の売る本の特色をもうそろそろ明確にする事などを、話す。帰宅後、表参道に自転車を置き忘れたまま帰った事に気づく。カミさんに怒られた。


古書 一路ホームページこちら
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2007年02月01日

宅買い、もうひとつの魅力

午前中、初台に買取に出掛ける。このエリアもかれこれ数年前にオペラシティの完成とともに再開発ですっかり変わってしまった地域だ。道を一本間違えて、どんどん目的地から遠ざかってしまう。裏路地の細い道を入っていくと、まだ古い民家と商店街が残っている・・・。やっと現地近くに車を停めて家を探す。ご老人に道を尋ねると、なんとその方が買取主ご本人だった。ビックリ。私が道に迷っていると思い、外に出ていらしたらしい。Iさんはご自宅で有田焼の陶芸を売るかたわら、週末には陶芸教室を開いているという。そんな陶芸にまつわる話を聴きながら、かたわら本を縛る。Iさんの昔話はとても面白くて、興趣に富んでいた。自慢の娘さんの話も良かった!買取の面白さは本との出会いもさることながら、未知の人たちとの出会いと、その来歴が聴けるのがなんとも素晴らしい。初めて訪問する土地にまつわる話にはつい、引き込まれる事が多い。Iさんは「自作の陶芸を展示する企画を考えている。ついては一路のギャラリーで如何?」という話があった。いつでも空いているので、もちろん快諾。次回来訪するという約束をかわす。どういう縁でなにが始まるか解らない。

古本&古書買取を古書一路では行っております。
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2007年01月27日

小島烏水の版画コレクション

今日も快晴。午前中より横浜反町の古本まつりへ。新橋ふるほんまつりで顔なじみの「たちばな友愛堂」さんが店番をされていた。数冊せどりした後の帰り、ふと脇の車内に見た顔が。「東京書房」のWさんではないか!どうして反町に?次回開催される即売展の説明会が今日反町であるのだと云う。古本屋に休日は無いのだ。しばらく立ち話した後、みなとみらい駅の横浜美術館へ。ここで開かれている「小島烏水 版画コレクション展」を見学。早稲田エクステンションスクールで講義を授けている近藤信行先生の講演が今日あるのだ。会場に入り小島烏水の東西に渉る膨大な版画コレクションを見て回る。烏水の版画蒐集の眼の確かさに瞠目する一方、あまり顧みられなかった彼の文芸の足跡を追う展示に感心させられた。近藤先生の講演会「小島烏水 その山と文学」を聴講する。その後、スクールで一緒の皆さんと野毛にある居酒屋で先生を囲んで新年会。二次会には参加せずYさんと京浜東北線で帰途に着く。 


今日も大忙し‥古書一路 店主
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2007年01月23日

お台場大江戸温泉

昨夜のコヤ氏突然の婚約サプライズであまり寝られず。
朝9時に家を出発。さいたま市大宮まで車で買取に赴く。けちって高速を使わず中仙道を行ったのが間違いのもと。なんと2時間半も掛かってしまった!お客様に携帯でお詫びを入れつつやっとの思いで訪問。遅れたにもかかわらず、おしぼりと珈琲を頂き感謝感激。美人なお嬢さんにも感激。汗をかきつつ本を縛ってきたのでした。途中、携帯で清水書店の清水さんにお詫びの電話を入れる。実は今日の夜は南部支部の新年会が「お台場大江戸温泉」で行われることになっており、清水さんと午後2時に品川で待ち合わせていたのだった。まさか、こんなに時間を取られるとは・・・。帰りは与野インターから高速で帰ってきたら、なんと30分で着いてしまった!ああ、行きも高速を使っていたなら!
夜は先程書いた南部支部の新年会に参加のため「お台場大江戸温泉」に。初めて行ったのだが温泉好きの私には面白い所だった。詳しい内容は同志「古書窟 揚羽堂」の志賀さんが「南部ゲンダイ」に書いているので、そちらをご覧あれ。最高に盛り上がり、そして愉しい会であった。
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2007年01月22日

サプライズ

午前中、久しぶりに月曜日の南部フリ市に顔を出す。水曜日の経営委員になってから、月曜日は何故か足が遠のいてしまった。会場にはいると飯島さんが威勢の良い声でフリ手を勤めている。周りのお客さんも大勢で活気があった。一時間ほど立って品物を見ていたが、何故か声が出せない・・・。一旦出せないと土壺にはまってしまう。今日は先週来た遊古会で買った品物を引き取りに車で来たのだった。その後、神保町に出品のため廻る。慌てて台車を会館に置いてきたことに後から気づく。
夕刻、澁谷ハチ公前でコヤ氏、N女史、曽我君と会い「じゃんか」で酒宴。新年会の積もりが最後に驚愕のサプライズが待っていた!
なんとコヤ氏がN女史との婚約を発表したのだ!!これには親友の私も驚いた。(なんとなく解っていたのだけどね)同席の曽我君も対応に困っていたが、とにかく今夜はオメデトウゴザイマス。それにしても今年は私の周囲でお目出度話が相次ぐ。先週の松といい、コヤ氏といい。
二人には、もう結婚はないと思っていただけに(失礼!)世の中の縁に歳とかなんかはまったく関係ないとつくづく思った次第。
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2007年01月21日

少数派

午後1時にいまや月例になった「久米仙朗読会」のメンバーが「一路」に来訪。今回はなんと12名と今までで最高の人数となった。狭い店内で恐縮するも、カウンターチェアーを使うなどして、なんとか対応する。今回の朗読のテーマは「雪」という事で同人のみなさんが、おのおの「雪」の本を紹介して朗読する。主催者の岡野君が万葉集の短歌から近代詩にいたる「雪」のアンソロジーを浪々とした口調で紹介していたのが印象的だった。こういう人がまだいるうちは「文学」もまだ大丈夫と思った。(少数派だけど・・・)
夜、カミさんお勧めの新大久保のタイ料理屋に家族で出掛ける。帰り100円ショップで粘るカミさんと娘。どうして、こんなに女子供は「100均」が好きなのだろう?
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2007年01月20日

再出発

昼前に横浜西口古本まつり会場に。すると何処かでみかけたロングコートの人影。なんとコヤ氏じゃありませんか?!「また会っちゃったよ」と小さく声を掛けてあいさつ。今日はこの会を取り仕切る有隣堂の責任者に会いに来たのだ。西川君という。実は彼は大学時代の友人で、兼ねてから「たまには横浜の古本市にも顔を見せろよ」と云われていたのだ。彼も私が古本屋になった事は先刻、承知だったので、気に掛けていたわけだ。これは行くしかないだろう。彼を会場に呼び出しコヤ氏を紹介。コヤ氏も大学の後輩になるのでうち解けるのに話が早かった。三人でお茶を飲みながらしばし歓談。その後、紫式部のネット研究会に赴くはずだったが、予定を変更してコヤ氏と東京に戻ることに。コヤ氏とは新橋で別れて、銀座線で溜池山王駅。初めて降りた駅でちょっと戸惑う。地上に出ると天を突くような巨大な高層ビルに、赤坂のランドスケープの激変に圧倒される。今日はこれから、やはり大学の友人たちと会うことになっていた。その友人のひとり「松ちゃん」の再婚パーティの幹事役という訳。なじみの四川料理屋「成都酒家」に9名集合。静かに松ちゃんの再出発を皆で寿ぐ。
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2007年01月19日

遊古会・明治古典会・がらくた会 はしごの一日

午前中、遊古会に行く。久しぶりのセドリだ。目録抽選を確認しに一階の業者の棚を覗くも全部アウト!洲之内徹の本一式だったが、やはり競争は激しいようだ。一階でうろうろしていると、文紀さんや月ノ輪さんに出くわし挨拶。クロークが人手不足なのでちょっとお手伝い。その時、紫式部の忘年会で出会った「われら俳句会系」の鈴木朗さんがお客さんで来訪。荷物を預かる私を見てビックリ。鈴木氏は両手に抱えきれぬ程俳句関係の本を抱えている。自分も本を抱えきれない程買ってしまったので、地階にあるラックに札を付けて残置にする。その足で神保町の明治古典会へ。ここでも経営委員のシカさんや木鶏堂さんに出くわす。入札するも安かったためか、全部アウト!渋々地下の「がらくた会」でまたまたセドリ。田村書店の均一台を漁ってからいつもの「珈琲館」で美味しい珈琲を味わう。(至福のひとときだ!)
午後5時過ぎに帰宅。
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2007年01月18日

南部支部の店舗紹介のホームページ完成

午前10時に南部古書会館。今日は支部長会議の後の班長会議に出席する。1時間程で終了。会議でわが「南部支部」の古本屋を紹介したホームページがとうとう完成したと紹介があった!ちなみに「古書一路」のアドレスは

http://www.nanbu-kosho.com/15302.html

です。他の頁も見てください。先輩のお店や経営委員の仲間のお店の紹介も載っています。

その後、港班(私が管轄する班の名前)を総て歩いて廻る。五反田から高輪台、魚藍坂、三田、麻布台、六本木とひたすら歩く。いやー疲れたけど運動不足の昨今、たまにはいいかも。
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2007年01月16日

「コレクター」という映画

「コレクター」という映画をご存じであろうか?覚えている人は40代以上の方かもしれない。「ローマの休日」などで有名なウィリアム・ワイラーが1965年に撮った映画で、よく昔テレビで放映していたが、この頃はまずお目にかかれない。その映画をKサロンという隔月で行われる映画鑑賞会で久々に見ることが出来た。今でいえば「ストーカー」による拉致監禁の猟奇話だが、映画の出来は細部まで素晴らしいプロットと画面構成で見るものを飽きさせない。犯罪映画だが、眼を覆うシーンは少なくて、今から見ると犯人が「上品」でさえある。40年も経つとこうも変わるものなのか。「犯罪」は世の中の写し絵といわれるが、今のご時世、犯人は肉親や家人とは何を信じていいのやら解らない。
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2007年01月13日

初めて見る本

午後1時に南部支部会館。本年初の入札会だ。張り切って今年も札を入れたいところだが、去年のようにあまりにも高い札で落札するのは戒めよう。結果、十点ほど入れたが落札したのは半分の五点。昨年末に売れた「小林秀雄全集」が買えたのは良かった。他に大佛次郎の山と「高見順日記」。「詩集 彦根屏風」という戦前に出た本が落ちてしまった。作者は星川星躬という人。初めて見る名前だ。作者略歴を読むと鶴岡の出身。開業医の傍ら詩を書いたという。享年四十五歳。狭心症で死す。巻頭に川路柳虹と室生犀星が序文を寄せている。これで買ったのだが・・・。はたして目録で売れるかどうか?今日は人気者「揚羽堂」志賀さんが風邪で休みなので、終了後の打ち上げ会も何故か盛り上がりに欠けた。出品した三点の本もどうやら売れて、ほっとした。寒気がしたので二次会には参加せず帰宅。
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2007年01月12日

謹賀新年

昨年9月から中断してしまった「日乗」をまた新年から再開します。今年は昨年のような事なく、肩のチカラを抜いて書いて行こうと思います。ってな事で。
朝から南部支部の一月入札会の準備に行く。いつものメンバーに新年の挨拶。入札の品が初めは少ないかなと思いきや夕方には、かなりの量に。さすが南部パワーか?私も3点出品。ボー(買取不成立)にならなけりゃいいが・・・。
夕方疲れて帰ってくると携帯に富岡幸一郎より電話。今澁谷で仕事を済ませこれから「一路」に来るという。半年振りか。店で久しぶりに話す。今年でお互い五十になる。彼の目覚ましい活躍振りに比べて、小生ときたら、駆け出し古本屋二年生。励ましといっちゃなんだけど、本4冊も買ってくれた。後、恵比寿の蕎麦屋で酒となる。昔はこの辺で良く飲んだなとかいいつつ談笑。昨秋から「日本文化チャンネル桜」http://www.ch-sakura.jpでコメンテターを引き受けたという。今回ゲストに文芸批評家の秋山駿さんを迎えて新刊の「私小説という人生」について語って頂いたらしい。これは見るしかあるまい。新刊の「私小説という人生」も素晴らしい力作。明治期の自然主義作家たちの再評価というよりも、秋山さんの眼が捕らえた根底的な「私」の在り方が読むものに迫って来る。
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2006年09月02日

夏の来客、ふたり。

午前中から新橋SL広場古本市の出品準備。プライス付けが結構、大変なのだ。特に文庫に手間がかかる。午後3時、約束していた紫式部の開業講座で知り合った阿部君が久しぶりに来訪。近況を話し合う。彼もとうとうホームページを掲載。フランス映画雑誌を中心としたマニアには面白そうなコアな内容。アラン・ドロンが好きで本人にも来日の際、会ったことがあるという。今の若い人には想像つかないだろうが、70年代にはあのヨン様以上に人気があったのだよ。折角の来店だったので、以前、思いがけなく入札で落としたドロンの写真パネルを物置から引っ張り出して阿部君に進呈する。彼が帰りかけた所にまた来客が。初めての来店というJ大学大学院に在籍するUさん。古本ももちろんお好きなのだが、店づくりやその環境に興味を持っておられるとのことだった。女性でしかも、この辺鄙な「一路」に来られるとは・・・。でも、自身にとっては有り難いことです。古本業界に在籍して一年にも満たない身だけれど、「一路」の今までのいきさつや、業界のことやらをお話する。あっという間に2時間ほど経過してしまう。やはり、おしゃべりは愉しい。
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2006年09月01日

はや、一年が。

また、日乗が停滞してしまった・・・。あっという間のひとつきだ。気を入れ直して9月からまた再開します!注文の発送を済ませに郵便局へ。その足で神保町へ向かう。今日金曜日は明治古典会と即売展は「書窓会」の日だ。両方へ顔を出す。まずは明治古典会場へ。正午だから人影はまばら。入札していると経営委員の木鶏堂の成松君に出くわす。その他はロンバルディさん。月ノ輪さんに声を掛けられ元気が出る。ウザワ書店の鵜沢さんにもお目にかかり、今度の新橋SL広場古本市の件で立ち話。10件以上入札したが、結局、落ちたのは詩集の山、一本のみ。新橋SL用の文庫が欲しかったのだが、すべてダメだった。これじゃ、品不足。やばいなー。その後、地下の「書窓会」に。克書房さんの本が相変わらず安い!一万円程買い込む。「おいおい、プロなら入札で落とすのが本当だろう」という天の声が耳に痛い。「小諸そば」で遅い朝食を済ませ神保町をぶらぶら。思えば古書組合に加盟して9月ではや一年が経過する。まだまだ、納得のいく「道」が見えてこないのはどうしたものだろう・・・。
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2006年08月08日

蓮沼会は賑やかに

天気予報によると台風が本土接近とのこと。朝から雲行きがあやしい。午前中に郵便局で本の仕入れの支払いを済ませる。午後からネットへ本の登録50点ばかり。夕刻、五反田の居酒屋「ハッピー」で開かれる「蓮沼会」に出掛ける。「蓮沼会」とは南部支部の風雲児「揚羽堂」さんが「ひと葉書房」さんや「月の輪書林」さんらと作った飲み会の名称。その会に今回初参加した。会場に行ってみると、南部支部の若手ばかりと思っていたら、飯島元事業部長まで参加の大所帯であった。当然、会は盛り上がり、いろんな所で談論風発。いやー愉しい会となりました。幹事の「揚羽堂」志賀さん面目躍如の活躍。彼の人徳の致す所です。ゲストに文京支部の「オヨヨ書林」さんも見えて隣に座った私は身近にお話する機会が出来た。「月の輪書林」の高橋さんには著書にサインも頂きまさに「ハッピー」(?)。古本業界のスター達や大先輩と、こんなに早く酒を飲めるなんて、思いもよらなっかった。これぞ真夏の夜の夢。
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2006年06月14日

出品と準備の日々

毎週水曜日は南部支部古書会館で経営員の当番の日。今日は車で早めに出る。トランクには出品のための本をしこたま積んで行く。売れると良いのだが・・・。今日は交換会に来ている業者さんが少なく感じられた。いつも居られるササマさんの姿が見えない。経営員もちょっぴり少ないので月曜日担当のうさぎさんが飛び入りで助っ人に入る。このところ本の積み卸しで腕に筋肉が付いてきた。反面、下っ腹は前にも増して出てきたけど。一ヶ月程前痛めた腰(ぎっくり腰)もだいぶ良くなったけど変な体勢で本を持ち上げる時は要注意だ。仲間に聞くとぎっくり腰は古本屋の職業病だそうな。
自分が出品した本は見事に捌けていった。めちゃ安かったけど。家にも置いておけないのでしょうがないのだ。こうした事を繰り返すことで全体の仕事の姿が見えてくると思いたい。
午後、家に帰って五反田展の準備。まだ半分も出品する本が揃わない。まさか棚に面置きする訳にもいかないし・・・。注文のFAX・メールが今日も何通か届いた。やはりネット注文と同じで目玉の本から注文が入る。夜、部活で遅くなった娘を車で学校まで迎えに行く。
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2006年06月13日

五反田展目録が届く!

新聞テレビも昨日のワールドカップ初戦の話題で持ちきり。なんだか寝覚めが悪いのは自分だけじゃないでしょう。昼過ぎまで来週末に開催される五反田展出品の準備に掛かる。こっちこそ自分にとっての「ワールドカップ」でござんす!初戦でなく初日にどの位売れるものなのか?はたして何もかも初めてなので見当がつかない。
午後、用事の帰りに「白根記念渋谷区郷土文学館」に赴く。現在公開中の「特別展・文芸評論家 奥野健男の仕事」展を見る。小さい展示ながら良く纏まっている。奥野さんの若かりし写真とともに「太宰治論」執筆の元となる「太宰治ノート」が展示されていた。細かな字で綴られたそのノートに氏の源泉を見た気がした。帰途、郵便ポストに投函物あり。みると「五反田展目録」ではありませんか!早速、開封して自分の頁を見入る。錚々たる諸先輩のお店に混じって「古書 一路」が掲載されている事にしばし感銘を受ける。神棚に目録を上げ、売上を祈願。店で本の整理をしていると、すわ注文のFAXが入る。目録掲載後、今回初めての注文だ。ネットでの注文とは違う感触を味わったのでした。
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2006年06月11日

久しぶりに「日乗」復活

いやー3ヶ月近く「日乗」を付けなかった。なかには挫けて「お陀仏」とかコメントに書かれたけど、超多忙につき書けなかっただけだったのです。6月に入り少しは余裕(そんなもの無いけど)が出来たのでまた、復活させます。今日は午後から上野の山に映画を見に行って来た。東京国立博物館内の「一角座」で上映されている「ゲルマニウムの夜」という映画。内容、感想は一口に言えないが感性鋭い、これからを期待させる監督の第一作だったと云えます。皆さんも是非ご覧になってください。もちろん同行したのは、仲良しコヤ氏とでした。その後、雨そぼ降る上野公園内を過ぎ広小路まで歩き、「上野市場」なる亭にて映画の感想やらを話したのでした。
この所、静かな休日を送れなかったので、本日はとてもいい安息日でありました。
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2006年06月03日

test

test
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2006年03月19日

記録展・朗読会・日韓戦

正午過ぎ来客一名。三田村さんの記録展に訪問の方はお近くに住むKさんという女性。丁目も同じだからお隣さんといっていい。お茶を供して雑談。戦前からご親戚が広尾に住まわれていて、ご自身も広尾に越されてきた。きっと縁があるのだな。この辺の変遷を巡ってしばし懇談。三田村さんの記録展も関心された様子だった。
午後2時、WBCの日本-韓国戦で福留が値千金のツーランホームランをライトスタンドにたたき込んだ頃、岡野君一行の朗読会のメンバーが「一路」に。前回は予定が合わず一ヶ月延期で、2ヶ月ぶりの開催。今回のメンバーのなかには外国人の男性Cさんが初参加。日本の演劇、特に別役実を研究されているという。日本語もなかなか堪能だった。机のうえになにやら原書が。よく見るとベケットの短篇集!さすが!そう云えばベケットも母国語を敢えて捨てて外国語で小説を書いたんだっけ・・・。「一路」には原書が三島の「Sun & Steel」しかないのに気づく。
とにかく今日はWBC日韓戦での勝利、決勝進出に尽きる。朗読会の最中(私は参加しないでオブザーバーで傍にいるだけ)も自室で観戦していたわけでした。いかんな、こんな事じゃ、岡野君、ごめん!
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2006年03月18日

「古本開業講座」講師役、初デビュー

発送1点。文庫本1冊。さびしい限りだ。昨日遅くまで紫式部「古本開業講座」のレジメを作っていたので、まだ眠い。あっという間にお昼が過ぎ、午後2時に家を出て関内に。
会場に着くとコヤ氏が到着していた。一昨日、韓国から帰国したばかりなのに、私が開業講座で発表するというので、わざわざ来て頂いた。彼は大学で講師などしているので、講演はお手の物。講演後、感想なども聴ければと思った。その後、門脇氏、「れどん堂」の川島さんも見えて講演前に懇談。今日の参加者は9名ほど。会場が手狭であったので、初講演でも緊張しなくて済んだ。「一路」開業から現在までを掻い摘んで話せたのだが、お解りいただけたかどうか・・・。ネット研究会終了後、河野さん、「ほんのたまご」の沼尻さん、先程の3名と「天下鳥」で懇親会。わいわいがやがやとお互いの近況やら本の話で盛り上がる。帰りはコヤ氏と沼尻さんと京浜東北線で帰途に着く。来週はコヤ氏の映画の会でまた、この面子で会うことになる。
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2006年03月17日

卒業式

昨夜からの激しい風雨もやみ、朝から快晴の天気に。今日は中学校の娘の卒業式。久しぶりのスーツ姿でカミさんと娘の学校へと向かう。入学式は勤め人の頃は行けなかったが、今は自由業の身軽さゆえ出席できる。昼までの式辞が終わり、最後は校庭に卒業生を迎える人垣が出来る。保護者の出席はさほど多くはないが、在校生も加わってそのなかを卒業生が歩むという演出。笑っている子、泣きじゃくんでいる子、様々だが生徒達の成長ぶりに思わず驚きの念を感ず。娘と親友らの写真を一枚撮った。
午後2時、三田村さんの記録展にYさんという女性が来訪。本の装幀をされる方だった。
しばし三田村さんの事、本のこと、店舗のことなど話す。棚から2冊、本をご購入頂く。
夕刻、友人の富岡幸一郎から電話。今渋谷なので「一路」に来たいとの事。明日、会う約束であったが、時間が作れたので寄るというのだ。ここ暫く会ってなかったが、相変わらず忙しそうだった。お茶を供して近況などを話す。4月になったら他の友人たちも集めて花見でもしようという。3月末に開かれる「邂逅忌」(椎名麟三の文学忌)に誘われたので久しぶりに顔を出すことを約束する。もう20年ほど前、渋谷の東急文化会館で行われた会に出席した時、デビュー仕立ての富岡が講演をして、その後、埴谷雄高に激励されていた姿を思い出す。小一時間ほどで富岡は帰っていった。
カミさんは学校の謝恩会で出掛け、娘も卒業パーティーに行ってしまう。本の発送を済ませて、自転車で恵比寿橋の「一風堂」でひとりラーメンをすする。
深夜、明日の紫式部「古本開業講座」のレジメを作成。まだ駆け出しの身だが、初めての講師役なので、気合いをいれてパソコンに向かう。
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2006年03月16日

遠方より来たる

今日はWBCの日本-韓国戦があるのでテレビにくびったけ。息詰まる投手戦だったが、予選リーグの時と同じ「魔の8回」にタイムリーを打たれた!あーあ、万事休す。イチローの怒り方が半端じゃなかった。悔しいけど日本はここ一歩が弱いんだよなー。でもまだ「奇蹟」が起こるかも・・・。
午後、三田村さんの記録展にMさんという若い男性が来訪。じっくりと今回の展示品と今までの三田村さんの図録集を見ていかれた。あとで芳名帳の住所をみると群馬から来られた方と解った。作者冥利に尽きるねー。
来客が帰られた後、依頼されていて、やっと揃えることが出来た全集物1箱を発送する。
夕方、母から電話で娘の卒業祝いに夕食でもと誘われたので一家で出向く。飯倉片町のピザ・レストランで皆で祝杯。激しい雨が日中から降り出したが、明日の卒業式には上がってくれるといいのだが・・・。
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2006年03月15日

買う勇気

南部支部に自転車で出向く。経営員の仕事も少しは慣れてきたが、まだまだ、覚えることは多い。何事にも率先して身体を動かさなくてはと思う。身体の動きがやはり若い人に比べると遅いことは否めない。
先週、土曜日の入札会で買いまくった商品の支払いを済ます。約18万円弱。売れるめどがないのにこんなに買っていいんだろうか・・・。部屋の物置も一杯になってきたし。
でも今年は即売展に出るのだから、決意して買っていこうと思っている。今日もフリ市で結構安い外国文学もの一括を落とした。うちは外国文学は品薄なので、出たら買うことにしている。売れるといいんだけど・・・。
午後3時に帰宅。そこに「長谷川画廊」の長谷川さんから電話。前回の入札会出品時のお礼のことだった。このときとばかりに日頃聞けない事を掻い摘んで質問。最後にまた「本はお買いなさい」と云われる。やはり資金があるうちは「買う勇気」が必要なようだ。
今日はカミさんの実家から、お義母さんと親戚の叔母さん達が自宅へ来訪する。早めに帰ってお手伝い。自宅での軽食のあと、近くの中華料理店「茶源楼」でお持てなし。ついつい食べ過ぎてしまった。
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2006年03月14日

忘れられた作家の復権

午前中、代田橋のK宅に自家製ケーキを宅配。こちらもいつもケーキを買って下さる上得意様。粗相のないようにせねば。
帰宅後、カミさんと恵比寿の三越へ買い物。昼時なのでタイ・レストラン「Jai−tai」でランチ。食品売り場の一角はバレンタインデーのお返しのチョコを求める男性の人垣を多数見かける。自分も買おうと思ったのだが、気負されていたところ、カミさんがチョコより良い物があると連れていかれたのは「せんべいや」の前。ここはスキスキなのと、リクエストという事もあり、カミさんと娘の分はここの海老せんべいにした。
帰宅後、店で作業をしていると、今月初めに面会した「古本研究会」のメンバーのひとりK君が突然の来訪。前回のときに「近いうちに伺います」とは云っていたが、今日とは思わなかった。早速、なかへ通して「一路」の本棚をご覧にいれる。好きな本の傾向が似ているので、若くても話が合うので助かる。それに大学の後輩ということも手伝って、ひさしぶりにじっくり話せた。簡単な夕食を供しながら、本の話、「古本研究会」の今後などを話していたら、すっかり時の経つのを忘れてしまった。彼はまだ二十歳少しなのに渋い作家が好きと見える。野口富士男や田宮虎彦といった作家をこよなく愛し、読み込んでいる事に自身驚いた。卒論は「田宮虎彦」だという。この一点を持ってしても私との同質性を感じざるを得ない。この忘れられた作家の復権にかけるK君の気概にこちらとしても応援を惜しまないつもりだ。今夜は彼のお薦めの「銀心中」を寝床で読むことにした。
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2006年03月13日

配達の達人

朝一で南部支部に。月曜のフリ市は水曜日に比べて経営員の仕事がないので、よく商品の品定めが出来る。でも今日は先週末の入札市で買いすぎた為か、ついつい声を出せなかった。カーゴ一台分の荷物を引き取るためだけに、今日は市場に来た。会場の奥の方へ置いてしまったため、カーゴを階下に降ろすのに時間が掛かった。やっと車に詰め込んで昼前に帰宅。何往復かして本の束を書庫に担ぎ込む。三島の初版本の山が眩しい。文庫本も初めて落とせた。今回も二番札とかなりかけ離れていたようだが、今となっては関係なくなって来る。紐をほどき、汚れを落とし、落丁、書込を確認する。売れる目処は直ぐには立たないけど、しばし店の棚に鎮座されよ・・・。
午後、カミさんのオリジナル・ケーキの配達に文京区は千石まで向かう。平日で道路の混雑状況のこともあるので、少し早めに出掛ける。千石付近はうちの墓地が巣鴨にあるので大体の見当は付いていた。だが、うちの車にはカーナビ装備はないので、いつも地図は必携なのだ。現地付近に着いて車を安全なところに駐車をして、あとは歩いて探す。一本道を間違えたが、配達先は直ぐに見つかった!縁起でもないが、古本屋がだめになったら「宅配業者」に転身できそうかな、と思う。くわばら、くわばら。
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2006年03月12日

会津人からの伝言

無精続きの「一路亭日乗」だが、その「コメント一覧」に見かけない書込があった。「by会津人」とある。読むと三田村さんのお友達らしいのだが、現在は外国で、どうやらヘルシンキで三田村さんにも会った様子だ。その御仁が本日「一路」に来訪された。Sさんという会津出身の方でお仕事はカメラマンとおぼしい。(間違っていたらごめんなさい)
お仕事の関係でヨーロッパ各地を歴訪され、最後にヘルシンキに辿り着いた。ヘルシンキでは著名な写真家と会う約束になっていたらしいのだが、かの地ヘルシンキは初めてで不案内だ。そこで日本に問い合わせると、現地で芸術活動している三田村さんの名前が挙がった。早速、連絡を取って合うことにした。三田村さんは面倒見がいいし、語学も堪能なので協力な助っ人となったようだ。また、Sさんがこれから取材される高名な写真家氏を三田村さんもご存じで、この偶然の出会いに大層、感激の模様だったとのことだった。もちろん3人で盛り上がったのは云うまでもない。このヘルシンキでの旅のてんまつをご自分の撮った写真を交え、お話し下さった。こちらも早速三田村さんから届いた記録展用の「ビデオレター」をお見せしたのだった。これにはSさんも感激しているようだった。かの地での偶然の邂逅、数十時間前にご本人と会っていたひとが、また初めて訪ねる見知らぬ古本屋で、ふたたびの再会。そのストーリーをお聴きしただけで私には、これもまた三田村さんが作った「ひとつの作品」のように思えて仕方なかった。
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2006年02月28日

「古本屋」の可能性

午前中、佐川急便より池袋サンシャインシティ大古本市で購入した古本が届いた。品物をチェックする。調子に乗って買いすぎたようだ。やばい!
午後、三田村さんの手紙を持って写真家のMさんが来られた。いつものようにお茶とケーキで歓待。ご自宅が自家から近い目黒三田で歩いて来られたとの事。三田村さんの手紙や作品、この界隈の変貌ぶりに話が及ぶ。
午後4時過ぎ、以前来たことのあるT君が突然、来訪。大学院試験に合格された事を聞く。これはめでたい!お茶を供しながら久しぶりに話していると、これもやはり突然の来訪者。(考えてみれば「お客様」はいつも突然来られるものなのだ、フランス料理屋じゃあるまいし「一路」は予約して下さいなんて云えないよ!)来訪者は若い男性で、聞くと都立中央図書館帰りに寄られたとの事。一日に二人も来られるなんて日は「一路」では本当に「まれ日」である。ネットで見た本をご所望になり一冊ご購入。お茶でも飲んで出来ればお話ししたかったのだが、先客もあり遠慮された形になった。残念だったなー。この辺境の地に来て頂くだけでも有り難いのに、なんのお礼も出来なかった。それで、T君も3冊もご購入頂く。また写真が趣味で、今度「一路」で写真展をされたいとの事。これも面白そうな話なので、是非とも実現させたいので快諾する。いろんな可能性を持った「古本屋」の形が見えてきた気がする。
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2006年02月27日

「せどりネット」とは!

今日は月曜日で南部支部のフリ市がある日だが、寝坊してしまった!朝一番から行かないとどうも声がかけられない。発送もあるので在宅勤務。梱包していたらあれま、梱包材のエアーキャップ(「プチプチ」という人があるが、あの正式名称はこう言う。私、元事務用品専門者)が切れているのでいつものお店に買いに行く。帰って発送を済ませ一服していると、紫式部のネット仲間の「渡内書店」の長峰氏が遠路、藤沢から突如来訪。先週のネット研究会後の飲み会で、「もしかしたらお茶飲みに行くかも」と話していたのだが突然来られるとは思わなかった。早速、お茶とケーキを供して古本談義。というよりもネットの売上の話しになる。その時長峰さんがふと携帯取り出して曰く。「これ知ってる?せどりネット!」はあーなんじゃ、そりゃ!と説明を聞いてびっくり。なんと携帯のせどり専用ポータルサイトなのである。ISBNコードを携帯に打ち込むと瞬時にアマゾンに繋がり古本の価格(アマゾンでの最安値)が検索出来るというもの。こいつは驚いた!この頃「ブックオフ」で携帯に電話する奴が多いとは思っていたが、てっきり相手合っての値段確認と思っていた。でも、近頃じゃそんな手間さえも掛けずに古本の相場、絶版か否かまで解ってしまう。それで長峰氏は携帯片手に「ブックオフ」へ日参。今やせどりツールとしては欠かせない武器だと言う。それにしても、私より十近くも年上にして、携帯を操る術たるや大したものだ。コヤ氏は携帯さえ持っていないというのに・・・。せどりもついに此処まで来たか・・・と思った。私は意地でも使わないけどね!
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2006年02月26日

早朝の買取と古本まつり

午前10時、同じ丁目のT宅に買取に伺う。今週、メールで買取の依頼があり、住所を見たら同じ丁目だった。冷たい雨が降るなか定時ぴったりに訪問。心理学関係の本数種あり。「DVDはやってませんよね」とおっしゃるので「いえいえ引き取らせて頂きます」と述べる。内容は私の世代には懐かしい「宇宙家族ロビンソン」のコレクターズBOXだった!これは嬉しい買い物だ。売るよりも取って置きたい衝動に駆られる。(ダメだ。こりゃ)買取を済ませ段ボール1箱かついで、ほいほいと帰ってきた。
午後、池袋サンシャインシティ大古本まつりに出掛ける。会場でコヤ氏と待ち合わせ。マクドで腹ごしらえをして早速、会場に。抽選の品を確認して(当たっていた!)その後は棚を見て廻る。2時間程経過してコヤ氏と巡り会う。「今日の調子はどうですか?」「雨のせいかお客さんが少ないねー」などと話しながらお互い眼は棚の方へ。ゆっくり棚を巡るとはや午後6時を回っていた。サンシャインシティ近くの中華料理屋で今日の品定めと思いつつも、今日私は買いすぎてしまい段ボールで郵送してしまったので、戦利品報告はコヤ氏だけの一方通行になってしまった。木、金、日とほぼ連続でコヤ氏とあっている訳でつくづく「古本づきあい」の業を感じてしまう日々だ。今日の収穫「京都画壇周辺」加藤一雄「日本の夜と霧」大島渚「文章読本」三島由紀夫、中央公論別冊「岡田三郎小説集」「INAXギャラリーカタログ」文庫、新書多数
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2006年02月24日

「天皇の世紀」が売れた!

午前中、神保町に行こうと支度をしていると「一路」に訪問者あり。ご近所のTさんだ。以前にも来られてお話をした。歴史小説がお好きで、今日は前回来られた時眼をつけていたという大佛次郎著「天皇の世紀」全十巻(愛蔵版)をご購入にいらした。わざわざ有り難うございます!朝から嬉しい慶事だ。しばし雑談の後、両手に全集を抱えて帰られた。これから時間をかけてゆっくりと読まれるとの事。羨ましいなー。「天皇の世紀」の選択はまさに「最良の読書」ではあるまいか!私も時間があれば読みたい一巻であります。
午後から神保町の「明治古典会」の入札へ。今日もおいしい山の目白押し。ついつい札を入れてしまう。気が付くと隣に木鶏堂書店の成松さんが!彼は明治古典会の経営員なのだ。この頃、南部支部の経営員にもなり、凄まじい活躍振り。訊くと地階の即売展「ぐろりあ展」にも参加しているという。後で棚を見せてもらいますねーと話して、入札を続ける。その後、「ぐろりあ展」を覗き江崎誠致の本を数冊せどり。木鶏堂さんの棚から敬意を表して友人富岡幸一郎の「カール・バルト」を一冊購入。開札には時間があるので近くの「カロリー亭」で腹ごしらえ。開札の時間となり会館に戻る。今回はやはり、ほとんどダメだった!安すぎたのだ。封筒に札が入っていないから、突き上げなしの山と勘違い。実は今回は入札時間が延びたので、その分後から沢山札が入ったのだ。結局落とせたのは三島資料の一山のみ。いつものように靖国ストリートを西へ。戦記物専門店の「文華堂」で探求依頼の一冊を見つけ購入。特価書籍の「長島書店」に入ったところで、やはり居ましたコヤ氏登場!真剣な顔付きで新刊書を棚から吟味中。声を掛けるのも憚れるくらい。その後、「珈琲館」で昨日は後輩さんたちがいたので話せなかった話題をお互いひとくさり。明後日の池袋サンシャインシティ大古本市で会うことを約す。
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2006年02月23日

映画「ミュンヘン」の衝撃

もの凄い映画を観た。スピルバーグの新作「ミュンヘン」だ。最終上映にコヤ氏とともに見に出掛けた。復讐にかけるユダヤ人の工作員の凄まじさもさることながら、「国」を失ったものたちがその奪還と復讐に命を賭ける姿には、日本人には想像出来ない、歴史的背景の重みが横たわっている。そしてなによりも、この問題が今も「憎しみの連鎖」として現実に進行形である事実に愕然としてしまう。ラストシーンの幻影のツインタワーはそのメッセージと受け取った。その後、コヤ氏の後輩たち3人と「じゃんか」で映画の余韻を味わいつつ酒席となった。皆、良き後輩たちと話しつつ、数年前は私も会社の同僚、後輩たちとこんな酒を飲んでいたっけとなと、思い至った。ほろ酔い加減で自転車を漕ぎながら渋谷から帰還。
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2006年02月04日

立春とは名ばかり

今日は立春。しかし朝から曇天の天気。肌寒いというよりも身をきるような寒さ。戸外に出ると冷え切っている。部屋でホームページの特集の頁の項目を増やす。今回は太宰、安吾などの無頼派と安部公房、開高、大江を入れることにした。でも、一般的過ぎて売れないだろうなー。
夕方、三田村さんの「手紙」を持ってOさんが来訪。美術雑誌の編集をされている方だった。三田村さんの「手紙」にいたく感動され、私もありがたい気持ちに。その後「一路」で本を巡る話に。以前大手出版社にお勤めで、担当した作家のエピソードなど存分に披露され思わず聞き耳を立てた。事務所がお近くなので、次回ゆっくり棚を見せてもらうとの事。こちらも良い本を仕入れなくては!この所、立て続けに自慢の本から売れてゆき目玉が無くなっているのです。これはヤバイ!頑張らなくては!
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2006年02月03日

久しぶりに買い込む

正午近く神保町古書会館。明治古典会に。会場で「まほろばんず」の市川さんにまたもや再会。近況を話す。あと南部の「ひと葉書房」さんにも。午後1時の改札まで時間があるのでゆっくりと品定めして、写真集の山などに札を入れる。地階で行われている即売会「和洋展」を覗く。暫く棚を漁っていると、お隣に、おやまお岡崎さんが!即売会場で遭遇するのはお久しぶりです。しばし立ち話の後、両手に本の山を抱えてカウンターへ。その後、「小諸そば」で遅い昼食。靖国通りを三茶書房から流し@ワンダーまで。新刊書も含め今日は買い込んだー。帰宅してエクストラネットで確認したら、明治古典会の入札で3つ落ちていた。さあ、支払いが大変だ!!今日の成果「日本の美術史」「山の辺の道」保田輿重郎「回想のひと亀井勝一郎」「続江戸の風流人」加藤郁乎「現代建築と芸術」神代雄一郎「二号」飯沢匡「佐藤春夫論」中村光夫「梶井基次郎」小山栄雅「お能の見か」白洲正子「ユダと美神」村松剛
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2006年02月01日

ボサノバに夜は更けて

今日は朝から雨。車で南部支部に。今日のフリ市は雨のためかお客さんが少ない。準備万端整えて定時にスタート。それでも、ぽつぽつと増えはじめ会場は混んでくる。午後1時終了。経営員の皆さんといつものように昼食。その後、会館に帰り今度の入札会に出す商品の仕分けを手伝う。あっという間に3時だ。
夕方、午後7時、雨の中を大塚駅へ。「エスペト・ブラジル」というレストランで旧友の杉山茂生君がミニライブを行うというので、西岡君と同行。久闊を叙する。ジョイントした志村興司さんとのセッションでボサノバ調の調べを満喫した。お酒も回って心地よい気分に浸るも、どこか物悲しいのは何故だろう・・・。
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2006年01月28日

同窓会は昔風のバーが良く似合う

昼ちかく近所で管理人さんをされているKさんが「一路」へ来訪。本好きな方らしく文庫本を沢山買っていかれる。
夕刻、銀座に出て「ヴァニラ画廊」へ。金子國義などのリトグラフの陳列品を見る。午後6時、銀座1丁目の「三間堂」で開かれた大学の同窓会に出席。今回は18名の参加があった。遠くは熊本から駆けつけた山之上君など、いつもの顔ぶれの他に、編集関係の仕事に携わっていた谷口君と久しぶりに再会できたのが嬉しかった。2次会はその谷口君のなじみの店に行ったのだが、この店が良かった!昭和30年代が今ブームらしいが、銀座にもまだこんなバーがあったのかと思わせる雰囲気。昔よく通った五反田のバーにも似た感じで、初めて行った気がしなかった。ママさんは京都・西陣育ちで和服姿の方。お歳は結構いっているが、そんな事は関係ない。とにかく、癒されたのでした。大勢で深夜までカラオケで盛り上がり、気づいたら電車もなくなり、帰宅したのは午前2時だった。
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2006年01月18日

経営員初参加

朝8時30分南部支部に。今日から経営員として初参加する。文紀堂さんのもとで経営員の仕事内容を細かく教えて貰う。例えば競りにかけられる本の山の順番はクジで決められるのだ。そのクジがお箸みたいな先に番号が入っている。それを引いて山に札を置いていく。いろいろな決まり事があるのだ。経営員の仕事はその本の山を順番に出して行く事がメインなのだが、どんな荷(本)があるのかとても勉強になる。フリの途中、皆さんの前で事業部長の飯島さんに紹介され改めて自己紹介!またもや緊張が走る!そんなこんなで経営員の仕事の一日が終わったのでした。今日は本が多かったなー。自分が出した荷もなんとか売れたのが嬉しかった。でもその分買ってしまうので同じことなのだ。午後3時に慌てて帰宅。今日もひとり三田村さんの手紙を持った人が訪ねて来る予定だったのだが、確認の電話を私の携帯にかけたのだが調子がおかしく掛からなかったらしい。あとで電話があり今日は来られなくなった旨の連絡があった。申し訳ないことをしてしまった。また、お待ちしております!
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2006年01月17日

映画とお酒

午前10時マコト君が「一路」に来訪。今年初めてだった。昨年暮れ彼の会社が渋谷から八丁堀に引越して大わらわの年の瀬だったらしい。お茶とケーキで歓待。今度、銀座で以前勤めていた会社の仲間と飲むことを約束した。
午後5時新宿で古本仲間の沼尻さんと待ち合わせコヤ氏の「やすらぎ映画の会」に。聖跡桜ヶ丘のとあるホールで行われる会も2年目になる。今日の映画は「明日に向かって撃て!」だった。70年代のニューシネマの代表作、なつかしいねー。なんと言ってもポール・ニューマンが渋くて格好良かった。映画主題歌「雨に濡れても」の旋律が心地良い。沼尻さんは初参加だったけど、最後まで飽きさせない映像にご満足の様子だった。例によって映画の後はコヤ氏の映画講座を拝聴しながら皆さんと小宴会。散会後、コヤ氏と下北沢の居酒屋で映画談義の続きをする。ニューシネマは本質的にカタルシス的結末が多いのだが、「明日に向かって撃て!」は暗い流れのなかにも一抹の憂いが漂っているのが日本人に受けるのかもしれない。
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2006年01月15日

思わぬ来訪者

夜来の雨があがり寒気が抜けて今日は暖かい。
友人の曽我君が「手紙」を持って来るはずだったのだが、風邪をこじらせて来られないと電話があった。するとたちまち手持ちぶさた。本の登録やら本の片付けなどすることはあるのだが、ただ、ぼやっとする。午後3時Aさんという女性が「手紙」を持って来られる事になっていた。昨日、確認の電話も貰っていた。来られていつものように「一路」の本と三田村さんからの手紙を渡してお話をした。話し方にメリハリがあり、仕事の出来るキャリア・ウーマン風だなとは、思っていた。「お仕事は・・・」と訊ねると「テレビ関係です」とおっしゃる。三田村さんのお友達は美術関係の方が多いので畑違いの方なのだなと思いつつ話を続けた。本も買い求められて、最後に名刺を頂いてびっくり。某テレビ局の有名女子アナさんだったのだ。とは云ってもその事実を私はカミさんから教えて貰った。そう言えばどこかで見た顔だったなーと後で思い至ったのです。カミさんが何度もキッチンからこちらを覗いていた訳がやっと解った。それにしてもさすが三田村さんは顔が広いなー。その後、月一回の恒例となった岡野君主催の「朗読会」に8名が参加。私は店主として飲み物を運ぶ役。夜遅くまで若者で賑わった一日でした。
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2006年01月14日

3回目の入札会

正午過ぎ五反田南部支部主催の入札会へ。前回は時間がなくてゆっくり品定めが出来なかったが、今回はじっくり本を見て札を入れることにした。結果、幾つか落札出来たけど前回同様、高く買ってしまったようだ。つい欲しいと思い強めの札を入れてしまう。それがとんでもない高値で落ちて恥をかく。今はそれの繰り返しだ。大部の山に札を入れ、安く落とせば元がとれる。でもこれが難しいのです。うちはネットが中心だから沢山買っても登録が大変なのだ。自然と在庫が多くなり一部屋は本の山となってきた。うまく捌けるほどお客様も見込めない・・・。ままよ!どうあろうと!プラス思考で行きましょう!
またもや、改札のお手伝いをする。でも新人は力仕事。落札された商品を送り主ごとに分ける作業を黙々と続ける。お疲れ会の納会で、たまたま隣に座った九曜書房さんに入札時の買い方のコツを教えて頂く。眼から鱗である・・・。その後、二次会にも参加。隣の席にいらした同年の清水書店さんとお話する。ふと前に座っていた揚羽堂さんの姿が見えない。よく見ると飲み過ぎて沈没していた。飯島事業部長より来週水曜日より経営員の仕事を手伝うよう内諾があった。さあ、これからまたネジを巻くぞっと!
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2006年01月13日

2会場をはしご

午前から神保町の「愛書会」の即売会場へ。幾つか拾って3階の明治古典会。緋毛氈の平台に置かれた三島の初期作品「盗賊」埴谷雄高献署名本を手に取りしばし黙考。だめ元の札を入れる。その後浅草松屋の「第9回古本まつり」へ。荷物をコインロッカーに預けて会場入り。隣の会場で行われている高級腕時計には眼もくれずに本棚を覗く。絶版の文庫本で安いのを拾う。神田の定期市でもフリ市でも文庫はこの所値段が高くて落とせないのが実情。この会は北部の古本屋さんが多いので、あまり顔見知りがいない。2時間近くかけて廻って以下の成果。本文庫で「ホフマン短篇集」「異彩天才伝東西奇人尽し」荒俣宏「現代詩を求めて」村野四郎「闇の奥」コンラッド「暗野」橋本治「伊東静雄詩集」単行本で「映画だけしか頭になかった」植草甚一「青春と冒険 神戸の生んだモダニストたち」青木重雄「女たちよ!」「再び女たちよ!」伊丹十三。図録で「今純三・和次郎とエッチング作家協会」
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2006年01月12日

コングと女と男

昨日引き取った買取の本のなかから、明治古典会に出せそうな全集の山を束ねて車で運ぶ。明治古典会への売りは初めてだ。硬質の良本を旨とする市なので慎重にチョイスした。出品も3回目なのでだいぶ要領が解ってきたけど、本をどのように組み合わせて出せば一番良く捌けて売れるかが難しい。やはり資料物は希少価値なものよりも耳目を惹く流行のものでなければ売れないものらしい。いやはや、奥が深いな。午前中に運び込みを終わらせ正午過ぎには帰宅。夕方、渋東シネタワーで先週に引き続きコヤ氏と映画鑑賞。今日は「キング・コング」だ。監督はあの「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。CGも凄いがやたらとコングのクローズアップが多いので眼が疲れた。表情を見せたいのだろうが如何なものか?主演のナオミ・ワッツのクール・ビューティな素顔のアップならいつまでも見ていたいのだが・・・。終演後、「鳥竹」で一杯やりながらコヤ氏と意見交換会。酔いも回ってコングを巡る男と女の三角関係に話は飛んで、コングがエンパイヤーステートビルから落ちて